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水源保全プロジェクト「やまもり100年の森」― キンキサインと山田林業が山林整備で協力

寄付金は小学校跡地施設に活用

キンキサインと山田林業が水源プロジェクトで協力―神戸新聞(20251123)弊社と山田林業様が「やまもり100年の森」と名付けた水源養育プロジェクトを企画し、神河町内の山林整備事業で協力することが、2025年11月23日の神戸新聞に掲載されました。記事PDF
以下、神戸新聞(2025/11/23)から引用。

キンキサイン、山田林業と協力 ― 水資源保全へ山林整備

若い世代の見学会も開催

【神河】豊かな水資源を次世代へ残すため、神河町に工場を置く飲料メーカーのキンキサイン(姫路市豊沢町)は、山田林業(同市北平野)と共同で神河町内の山林を整備する事業を始めた。今後、山林の間伐をキンキサインが支援するほか、若い世代に山の現状を伝える見学会も開く。
キンキサインは2003年から同町に主力工場を構え、飲料の製造に同町の山で育まれた水を活用する。
気候変動による記録的な干ばつなど、世界で水不足が深刻になる中、同社の山口祖廣社長が山田林業の協力で山林を見学。木を間引くことで地表に光が届き、下草が育つ保水力の高い山になることや、動物の餌になる植物が育ち、獣害の拡大を防げることを教わった。飲料の製造に水資源を活用できることは当たり前ではなく、山を守る人の営みがあってこそだと痛感。「やまもり100年の森」と名付けた水源の養育プロジェクトを企画した。

水源プロジェクトで協力するキンキサインの山口祖廣社長(左)と山田林業の山田健太郎社長=神河町粟賀町
水源プロジェクトで協力するキンキサインの山口祖廣社長(左)と山田林業の山田健太郎社長=神河町粟賀町

今後、山田林業が管理し、キンキサインが活用する水の源となる同町作畑、越知、大畑の山林計約200ヘクタールで、間伐などの継続的な保全活動を実施していく。今後は1年間で10~20ヘクタールを整備予定で、事業費をキンキサインが負担する。
また地元の学校などに働きかけ、放置された森と手入れされた森の違いなどを子どもたちが現地で学ぶ機会を来年度から設ける。
10月22日にはプロジェクト開始の式典を「桜空」(同町粟賀町)で開き、両者が町長や地元の学校長らに概要を説明した。山口社長は「(飲料製造で)使った以上の水を森に蓄えられるようにしたい」、山田林業の山田健太郎社長は「木を切ると聞くと、環境破壊だと思う子どももいる。健全な気を育てるためだと知ってもらえたら」と述べた。(喜田美咲)

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