寄付金は小学校跡地施設に活用
キンキサイン、町に2千万円寄付
小学校跡地整備に活用
【神河】神河町内に工場を置く飲料メーカー「キンキサイン」(姫路市豊沢町)は。企業版ふるさと納税を活用し同町に2千万円を寄付した。2025年の町制20年に向けて建設が進む、粟賀小学校跡地公園・図書コミュニティー施設の整備費に充てられる。同町は同社に感謝状を贈った。
同社は2003年に同町福本に工場を置いた。以来町の夏祭りなどの行事に飲料を提供しているほか、17年に峰山高原(同町上小田)のスキー場ができた際には、寄付で応援するなど地域振興に協力してきた。
今回の寄付金は同施設のシンボルとなるような公園遊具の施設の設置などに使われる予定。2月20日の感謝状贈呈式で同社の山口祖廣社長は「次世代を担う子どもたちのために協力を決めた。今後も町と一緒に発展していきたい」とあいさつ。山名宗悟町長は「子供が安心して遊べて、誰もがゆっくりと過ごせる施設を完成させたい」と感謝を述べた。(喜田美咲)
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