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キンキサインが神河町で水源涵養活動を開始|山田林業と協力し森の保全に取り組む

企業としてできることを地道に – 水源涵養への取り組みを開始

キンキサインが水源涵養への取り組みを開始-神戸新聞(20251127)弊社と山田林業様が協力し、神河町の水源涵養活動を始めたことが、2025年11月27日の神戸新聞に掲載されました。記事PDF
以下、神戸新聞(2025/11/27)から引用。

キンキサインが水源涵養への取り組みを開始

水源涵養とは

水源涵養(すいげんかんよう)は、森が雨水を蓄え、きれいな水として川へ送り出す自然の働きを守る活動だ。山林が健全に保たれていると、落ち葉や土壌がスポンジのような役割を果たし、雨水をゆっくり地中にしみ込ませる。その結果、渇水や土砂災害のリスクを減らし、地域の豊かな水環境を支え続けることにつながる。しかし、手入れの行き届かない山林では、木々が過密になり地面に光が届かなくなることで土壌が弱り、保水力が低下する。

山林整備の基本作業 森を育てる第一歩に

森林を健全な状態に近づけるためには、いくつかの基礎的な整備作業がある。
下草刈りは、地表に光と風が届くようにし、苗木の成長を助ける。枝打ちは木の上部へ日光が届くようにし、根の張りや幹の育ちを促す。間伐は混み合った木を適度に間引き、一本一本が健全に育つ環境を整える重要な作業だ。
必要に応じて植林も行われ、更新が進むと森は再び多くの水を蓄え、ゆっくりと川へ送り出す力を取り戻す。
また、森林は多くの動植物の生活の場でもある。整備の際には生態系への影響に配慮し、人と自然が無理なく共生できる形で取り組む姿勢が求められる。

神河町で始動 企業と地域が連携し未来へつなぐ

キンキサインと山田林業が水源プロジェクトで協力―神戸新聞(20251123)
キンキサインと山田林業が水源プロジェクトで協力―神戸新聞(20251123)

こうした課題に向き合おうと、キンキサイン株式会社が神河町で水源涵養活動を始めた。地元の山田林業や行政と協力し、地域ぐるみで環境保全を進めていく取り組みだ。
活動開始に合わせて開かれたオープニング式典には、町長や山田林業の関係者、高校や専門学校の関係者らが出席。水源の森が果たす役割を確認し、整備の必要性について意見を交わした。
山口祖廣社長は「森と水は、地域にとって欠かせない財産。企業としてできることを地道に続けたい」と話す。今後は整備作業に加え、地域住民や子どもたちが森の役割を学べる機会づくりにも力を入れていく考えだ。
地域の自然を守り、未来へつなぐ取り組みとして、活動への期待は大きい。

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