キンキサイン千葉工場が千葉日報に掲載されました
地元に根付きたい
飲料メーカー キンキサイン 新規工場完成祝う―香取
香取市与倉の国道51号線沿いで、4月16日に操業を開始した関西の飲料メーカー「キンキサイン」(本社兵庫県姫路市、山口義弘社長)千葉工場の落成式が28日、成田市のホテルで開かれた。式典を前に千葉工場の内覧会も行われ、関係者ら約80人が見学に訪れ、新工場の完成を祝った。
約4万5千平方メートルの敷地にできた新工場。関係者によると、延べ床面積は約7800平方メートル。鉄骨造りの2階建て。24時間操業で、主に飲料大手の伊藤園の主力商品「お~いお茶」など緑茶飲料の生産を担う。1日当たりの生産能力は500ミリリットルペットボトルで72万本分だという。
新工場では現在、パートも含めて約70人の従業員が働いているが、このうち、およそ50人は香取地域から採用。同社幹部は「地元に定着して、今後もこの場所でやっていければ」。山口社長も「地域に根付いた会社にしたい」と話した。
また、香取市とは災害時における飲料水の救援物資提供に関する協定も締結。同市の要請に基づき、新工場内にある400トン分(常時は200トン分)の備蓄飲料水を無償で提供することなどで協力する。
キンキサイン社は、1970(昭和45)年創業の清涼飲料水メーカー。年商は2013年度実績175億円。兵庫と徳島県内に工場を備え、都内には営業所もあるが、関東への工場進出は初めて。千葉工場では、伊藤園などのOEM(相手先ブランドによる生産)供給を行う予定だという。
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